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物件周辺を歩いて情報収集を行いました


周辺物件の稼働率を調べました

本日は、いわき市にて、購入検討中の物件の周辺状況を調べるために現地での調査を行いました。
特に収益物件を見るときには、その物件から半径1km以内のエリアを実際に歩いて見るようにしています。
そうすると、ネットだけでは知り得なかったリアルな状況がわかって、街の雰囲気も肌で感じることができます。

今日は日差しが強かったので、サングラスをかけて周辺を歩き回りながら、同じような築年数や間取りの物件を見つけて、それがどのくらい稼働しているのかを外観からチェックする作業でした。
傍から見たら変な人なので、いつもは作業服を着てバインダーを持って、調査員のような感じでやっていますが、今日はラフな服装だったのでたぶん違和感だらけだったと思います。

周辺を歩き回ってみると30件くらいの賃貸物件があり、某大手ハウスメーカーで同じくらいの時期に建てられた物件がとても多かったです。
ファミリー向けの物件が多く、逆に単身用の物件が少ないエリアでした。
今回検討中の物件は、ファミリー向けの間取りなので、競合となる物件は多く、周辺にある物件のほうが築浅で、かつ住宅設備のスペックも良さそうです。

どうにかこうにか、1時間ほどでざっくり調査を終えることができました。
何をどうすればこの物件は差別化を図れるのか、帰りの車中で、ほてった身体をクーラーで冷ましながら、あれこれ考えながら頭のなかを整理しました。
ちなみに周辺の稼働率は平均で8割くらい、需給バランスとしてはギリギリOKそうなエリアでした。

周辺調査は致命的なミスを避けるため

調査前に地図サイトやポータルサイトで周辺環境をチェック、調査時に書き込むシートをつくって実際に現地調査、帰ってからは収集したデータの整理、これらの作業で最低一日はかかります。
面倒くさがりなので、もっとスマートなやり方があるんじゃないか、ネットだけで調べるだけでも十分なんじゃないか…と思ってしまいますが、これまで何度もこの方法をやっていて、致命的な判断ミスを避けることができているので、これをすっ飛ばして購入するのは、僕のいまの力量ではリスクが高すぎます。

まずはネットから情報を集めて仮説を立てて、自分の目で現地の状況を確認して答え合わせをするような感じにしています。
それに普段は行かないような場所なので、自然と五感もよくなってアンテナの感度も高まる気がしています。
きっと、そのエリアの雰囲気や空気感とか、住んでいる人の表情とか、数字に表せないようなことからも、多くの情報が得られるからだと思います。

そういえば最近、6月中旬に入ってから、自宅の軒下でツバメをよく見かけるようになりました。
近くにいてもそんなに逃げようともしません。巣を作ろうとしているのでしょうか。
ツバメも巣を作る前には現地調査をするはずですが、どんな基準で場所を選んでいるのでしょうか。
たわいもないことでしたがふと思い出しました。

投稿者プロフィール

稲葉 俊明
稲葉 俊明不動産エージェント
合同会社住むのび 代表のイナバです。
福島県いわき市出身、昭和53年生まれ、宅地建物取引士、趣味はDIYです。
元々いわき市職員として16年間勤務してまいりました。
行政での経験と知識を活かし、住まいに関する様々なお悩みにお応えいたします。
ご質問やご要望がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
お客さまのお役に立てるよう全力でサポートさせていただきます。

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