住むのび不動産 – 中古一戸建て・投資物件の売買サポート

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中古物件のご相談、新築より難易度が高め


お話をうかがってハッとしたこと

しばらく日報ブログをサボってしまい、書かないとー、そう思って気づけば月報になってしまいました。

さて本日は、いわき市在住のお客さまより、自宅購入についてご相談があった件。
現在は3人家族で賃貸にお住まい、お子さんの成長にともなって、そろそろ一戸建て購入を検討したいとのこと。
さっそく日程調整し、お客さまと直接お会いして、具体的なご要望をお聞きしました。

まず何よりも立地ですが、僕は勝手に、現在お客さまがお住まいになっているような利便性のよいエリアを希望されているんだろうと思い込んでいたのですが、お話をうかがっていくと実際はまちなかというよりかは自然が感じられるゆったりとした環境を望んでおられました。
僕はまちなかの立地を好む方なので、自分の個人的な価値観や先入観が入ってしまっていたことにハッと気付かされ、まだまだ未熟なところがありました。

お客さまは中古物件をリフォームして、総予算2000万くらいに抑えたいとのこと。
広さは3~4LDK、住宅ローン利用、来年春頃までの購入を希望されていました。
これを受けて、まずは住宅ローンの事前審査が通るかどうかと、なるべく多くの物件をご覧になってはどうかとお話しさせていただきました。

中古物件選びは新築より難易度が高め

というのも僕自身、仕事柄、収益物件を購入することが多く、この仕事をはじめた頃、見た目のわりに価格が安いと感じる物件に惚れてしまうと、不思議とプラス思考に長所ばかりが見えてしまい、短所が気にならなくなってしまうことがよくありました。
そんなとき、不動産の営業担当者さんがこちらの心を見透かしたかのように、「この物件は引き合いが多いのですぐに売れちゃいますよ」なんて言われると、普通は焦って冷静な判断ができなくなってしまいます。

ただ、客観的にいろいろな視点から見ることだけは怠らないようにしていたので、最終的に踏みとどまることができて、結果「買わなくてよかった」と思った物件がいくつもありました。
自宅の場合は買った後で失敗したと思っても簡単にリカバリーは難しいです。
お客さまには慎重に物件選びをしてもらって「この物件買えて本当によかった」とずっと思ってもらいたいです。

とはいえ、物件を探し始める前からあれこれ言っても実感は湧きにくいもの。
そこで、質問や相談があったときに、気になるところを率直にお伝えするようにしています。
「この物件、ここの部分が現状こうなっているので、将来的にこういうふうになる可能性がありますけど、大丈夫ですか?」みたいな感じに。
実際にはお客さまが購入する気満々になっているとあまり言われたくないことだったりするので正直少し気が引けますが。

9月に入ってもまだ暑い日が続いていますが、ありがたいことにお客さまからヘルシーな飲み物をたくさんいただきましたので、これを飲んで乗り切っていきたいと思います。

投稿者プロフィール

稲葉 俊明
稲葉 俊明不動産エージェント
合同会社住むのび 代表のイナバです。
福島県いわき市出身、昭和53年生まれ、宅地建物取引士、趣味はDIYです。
元々いわき市職員として16年間勤務してまいりました。
行政での経験と知識を活かし、住まいに関する様々なお悩みにお応えいたします。
ご質問やご要望がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
お客さまのお役に立てるよう全力でサポートさせていただきます。

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